構造
【こうぞう】分類 : 建物・構造
建物の構造はその使う材料によって大きく、木造・軽量鉄骨造・鉄骨造(S造)・鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)に分かれます。
木造は、普通1〜2階建で高くても3階建までがほとんどですが、伝統建築では寺社や城郭など大規模でかつ築数百年というものが少なくなく、世界最古といわれる法隆寺の金堂は築1400年だそうです。軽量鉄骨造も多くはプレハブ住宅に採用されています。
鉄骨造は、低層住宅から超高層建築物や体育館や工場など非常に幅広い建物に採用されており、あの東京タワーも鉄骨造(トラス構造=三角形を基本にして組んだ構造)です。
鉄筋コンクリート造は従来5階建て程度までで、6階〜15階程度が鉄骨鉄筋コンクリート造、それ以上が鉄骨造という具合でしたが、高強度コンクリートが開発された後は鉄筋コンクリート造の高層建築も建てられるようになりました。