入居審査

賃貸住宅や貸店舗事務所などは、入居される方にとってその生活や事業の場になると共に、長期にわたって大きな金額の家賃等が発生するたいへん重要な貸借関係を伴います。

これは住宅などを貸す側にとっても同じことで、もし契約の途中で家賃の支払いが滞ったり、大きなトラブルが起きて賃貸を継続することができなくなったら、貸しているものが高額な資産であるだけにたいへんです。

さらに、賃貸物件を取り巻く法律関係は複雑極まりないので、解決には多くの時間と費用・労力がかかり貸主の精神的負担も相当なものになってしまいます。

このような事態を未然に防止するため、入居申込があった時点で、借主や保証人の収入・勤務先など可能な限り多くの情報をもとに、家賃支払能力の有無やその他トラブルに繋がりそうな様々な事項を検討し、最終的には貸主の判断で賃貸借契約を締結するかどうかを決めることになります。